先日、次女の夏休み前の三者面談がありました。
高校3年生なので進路を決める最後の面談です。
次女は学習障害者です。
中学2年生の冬に診断を受けました。
高校受験の1年前。
もしかしたら高校生にはなれないのでは?と心配したものです。
高校受験の時、滑り止めの私立高は1回目の受験はできない程でした。
1回目の受験は普段のテストで点数の足りている子、つまり先生の許可がでて受ければ必ず受かる子しか受験することができません。
次女は受けることができませんでした。
次女は2回目の落ちる確率が高くなる試験で何とか合格。
でも、この学校は通学に時間がかかる。
通える範囲内で一番遠い。
そして、公立高校の受験。
通える高校で一番近くて、なんとか合格範囲内の高校。
定員を超えたら落ちると思いますと、担任に言われました。
倍率発表の夕方のニュースをドキドキしながら待っていました。
そして、なんと倍率が1を超えず。
ものすごく安堵したのを覚えています。
そして合格発表の日。
ものすごい強風の日でした。
合格発表を見守る子供と親が待っているところへ幕のかかったボードが運ばれてきました。
幕をかけたままボードを上にかけようとした瞬間、強風が吹いたのです。
その瞬間、一部分だけ幕がめくれ上がり数人の番号が見えたようで。
直後、次女は隣にいた友人に、
おめでとう!と言われてました。
もう一度幕がかけられ改めて発表。
そしてしっかり番号を確認して本当の安堵です。
次女がちゃんと高校生になれて良かった、って心の底から本当に思いました。
あれから2年半、次の進路を決めるときです。
中学2年生で学習障害と診断されてから高校受験のために入った塾に今でも通っています。
その塾は国立大学の学生のみが採用される塾です。
その先生たちとのやり取りが次女にとっては楽しかったようで。
「私も大学生になりたい。」と。
そのために高校生活を真面目に頑張ってきました。
次女が通ってる高校はレベルはとっても低いです。
先生方は進学校にしようと頑張っていますがレベルの低い学校の子たちは結局、遊びとバイトが中心になってしまいます。
そんな中で唯一、スカートを一度も短くすることなく、学校の見本のような高校生活を送ってきました。
その結果。
専門学校でも進学できれば良し。
と、思っていたのですが先生からは推薦で大学に、ということでした。
もちろん、校内選考はこれからですが、学校側は大学進学以外は考えていないようでした。
高校生になることすら危ぶまれた次女がまさか大学受験まですることになるとは。
高校生になれないかもと考えた時は本当に眠れない程でした。
次女が保育園の年中の頃、私が本当に具合が悪かった時、子供達を連れて死のうとも思ってました。
だけど本当に、あの時死ななくて良かったーーって思います。
私の具合が悪かった頃、もちろん自分の体のことを考えていました。
でも、それ以上に子供の身体と将来も考えていました。
周りのママと子を見てるとね、
ママはお化粧もバッチリしてて、他のママ友と楽しくやってて、とってもちゃんとしてるんだろうなって見ているとね。
子供は意外とちゃんとしてないっていうか、、、問題児っていうか、、、なんというか、、、
結局、上っ面だけで、中身がちゃんとしてないのね、って思うようになったのです。
だから、身体の健康や人間性、子供ににしてみればうるさい親だったとは思うけれど、何とか子供たちは自分の希望の将来へ向かって進んでいけそうなので、私の育児もそんなに失敗ではなかったのかなと思っています。
やっとここまで。
でも、まだまだこれから。
最近はね、子供達に、
「ママ、老けたね。」
と、言われることが多くなりました。
これからはそれを解消することに重点を置かなきゃなと、真剣に思ってます。