もちろん、霊感なんて持ってないです。
オーラだって見えませんし、前世だって未来だって何にも見えません。
だけどね、人間性っていうものは、自分自身の人間性によって見えてくるんだなって、思うようになりました。
私の勤めている会社の社長の車はよく変わる。
この前までは、レクサス、で、今は何だったけかな?ちょっとド忘れ。
で、会長はベンツで、これは社長が選んだよう。
私ね、この会社に勤めてみて社長が車に乗ってるところを見たのですが。
その姿を見た途端、頭の中にでてきた言葉は、
「チョロQ」
だって、レクサスなのにとっても小さく見えたんですもの。
同じ会社に勤めている車好きの男性社員が社長の車を見てすごいなって言ったのですが、私がその言葉に驚いてしまったんです。
だって、チョロQじゃん。
でもね、昔の私はきっとこの男性社員と同じでした。
いい物を持ってるとすごいね。
いい車に乗ってるとすごいね。
物の値段で人の価値も決めていたような。
身体を壊して栄養学を始めて私自身の人間性が生まれ変わった感じです。
だからどんなに高い物を持っていても全くすごいとは思わなくなってしまった。
それよりも、ああ、この人は駄目だなって思うような人が高い物を持っていたらそのものがとてつもなく安い物に見えてしまったり。
だから社長がレクサスに乗っている姿を見たらレクサスが玩具に見えたんでしょうね。
因みに駄目な人、とは。
他人を陥れたり、悪口が多かったり嫌がらせをしたり、自分だけが楽をしようとしてなりふりかまわない人のことです。
レクサスがチョロQに見えた話を夕ご飯の時に子供達にしたことがあったんです。
そしたら、配偶者が話に入ってきました。
「持ってる物の価値で人間性を視る人もいるんだんやっ」
って吐き捨てて部屋を出ていきました。
そう、配偶者はそのタイプ。
配偶者自身もちょっと高めの車に乗ってます。
そしてこの車に乗ってる俺はすごいって思うタイプ。
でも、実際の生活は。
生活費2万円でも書いた通り、私たちにはお金をかけずに子供を障害者にしてまで貯めたお金で買ったものです。
そう、高い物を持っていればいい人間に見られると思っているので自分にだけお金をかけるのです。
洋服、財布、靴。
スキーにスノボの道具。
釣り道具。
他人から見える 物 ばかりにお金をかけます。
で、生活費は微々たるもの。
子供達はね、レクサスの話を聞いてうなずいてました。
配偶者がね、子供達を学校に迎えに行くとね、恥ずかしいって言ってました。
先生たちに、
「すごい車だね」
って言われるから。
子供達はわかってるんです。
そのレベルの車に乗れる人間ならもっと生活レベルは高いはずだって。
でも実際は・・・その頃は私はまたスーパーのパートで月数万円のパート代だけでした。
それで、食費、生活雑費、子供の洋服代やら交際費。
支払いが間に合わない月もあったくらいです。
それでも配偶者は自分の使えるお金を増やすために、私が子供のために買っておいたお菓子をくすねるのに一生懸命でした。
お菓子が大好きだけど自分でお金を払うのが嫌いなんですよね。
子供達はそれをしっかりと視ていたんですね。
物は人間性を視る道具にはならないって。
先生たちもきっと車のことをすごいねって言ってるのだと思うのですが子供達からしたら配偶者もセットで褒められている気がしたので、本当に嫌な気持ちになったんだと思います。
私、栄養学を始めて数年経ってから今の会社に入りました。
今の社長は一目、顔を見たら発達障害者だと思いました。
レクサスをすごいねって言った男性社員。
この人を初めて見た時は後ろにF40が見えました。
でもガソリンタンクが空っぽ。
後々いろいろと話してみると。
とっても能力が高いのに離婚問題で疲れちゃって、自殺未遂で倒れてからの復帰途中でした。
(能力が高い人の後ろにF40が見える私はかなりの昭和)
何故かね、今までとは物の見え方が違うというか。
その人の人間性が画像で頭の中にでてきたり言葉がでてきたりするようになって。
私自身に迷いがなくなってきたように感じます。
栄養学を始める前は自分の感情で生きてきた感じ。
でも、今は人間として判断できてる感じ。
そして子供達もそれができている。
きっと、子供達と一緒に私も成長中なんでしょうね。