抗がん剤
知人のご主人のお話です。
昨年、42歳の若さで亡くなりました。
鼻のちょっとだけ奥の頭蓋骨の中に腫瘍ができたそうです。
珍しい癌だそうで、何万人に一人というようなものだそうです。
その癌にはきちんと合う抗がん剤があるそうで、ご主人もその抗がん剤治療を受けて癌は完治したそうです。
ここまではいいのですが。
問題はこの次です。
その抗がん剤の副作用には心臓の鼓動を速くする、という副作用があるそうです。
心臓の鼓動を速くするってことは、、、
寿命を短くするってこと、、、だよね。
それって、、、
私がその話を聞いたのは抗がん剤治療を終えたあとで自宅療養に切り替わってからでした。
だから、、、ね。
それって、、、の後に続く言葉は口にできませんでした。
自宅療養に入ってからは度々鼓動が速くなりけいれんを起こしたそうです。
その度にAEDを使ったり、救急車を呼んだりと気の抜けない毎日だったそうです。
私はこの話でAEDって心臓が止まった時だけじゃないってことを知りました。
速くなった時にも使うんですね。
救命方法って日頃から知っていなくちゃダメですね。
そして何回目かのけいれんの後、去年の冬亡くなりました。
私が話を聞いたのは亡くなる数か月前。
話を聞いた直後には食生活の大切さを伝えたりしたのですがね。
正直、副作用が出る場所が心臓と聞いたので、長くはないかな、とも思ってました。
もし、抗がん剤を使う前に話を聞けていたならもっともっとできたことはあったんじゃないかなって考えてしまいます。
私の母の癌の時にも思いましたけど、みなさん抗がん剤を救世主のように思っています。
抗がん剤を使えば癌が治って元気になれると、信じているんです。
抗がん剤はもちろん癌細胞に効いてくれます。
でも健康な細胞も痛めてしまいます。
そして人間を健康にはしてくれません。
みなさん、どうやって生きてますか?
何にも食べないで生きていけますか?
人間を健康にしてくれるのは何を食べるかを決めてきちんと食べる事のできる自分だけです。
他人はしてくれません。
噛んで飲み込むのは自分でしかできません。
つまり健康は自分でしか作れません。
抗がん剤はね、癌細胞をやっつけてくれます。
痛み止めも痛みを紛らわせてくれます。
だからその間にね、自分で健康を作るんです。
痛くってとっても食べれない~っていう時、薬で一時和らげて収まってる間にしっかりと食べる。
これが薬を使った正しい健康になる方法だと思うのです。
もちろん、薬を使わず食生活だけでっていう自分にスパルタっていうのもアリだとおもいます。
薬はね、副作用があります。
病気が重いほど副作用も大きいんじゃないかなって思います。
薬の副作用を受け入れてもいいのかとか、副作用を軽くするためにきちんと食べるとか。
どうしたらベストな状態で使えるかを、考える必要があるとはずです。
お医者さんはね、癌細胞をやっつけるために全力で考えてくれます。
けれどね、患者さんの健康には責任を持ちません。
そこはやっぱり自己責任なんです。
取り替えることのできない自分の身体です。
取り返しがつかなくなる前にしっかりと考えましょう。
死ぬことを考えたことがあるから本気で言えます。
努力して生きてく方が絶対に楽しいですよ。