3連休の初日。
次女の大学受験日でした。
長女は県外の大学へ行きましたが、次女は県内なので受験日も家から出発です。
でも、とっても心配でね。
車で送ると途中で何かあった場合の遅刻は認められないので、電車で行かせて最寄り駅で先回りして待つことにしました。
そこから車で送ろうと。
でもね、乗ってるはずの電車が行ってしまっても、来ない。
電車から降りた人達はみんな改札をくぐったはずなのに。
とっても田舎にある大学です。
線路は一応2本あるけど。
トイレすらない無人駅です。
「何でいないの?」
って旦那と2人で焦ってましたら電話が鳴って、
「どこにいるの?」
と。
結局ね、改札口が2つありました。
こっち側とあっち側。
でもさ、大学はこっち側なんだからこっちだよねーって思うじゃない?
やっぱり最寄り駅で待ってて良かった。
過保護かなーとも思いましたが、来なかったら大変なことになってたかな。
で、大学に送っていったらどのお宅も車でした。
やっぱりみんな同じことするのね。
何はともあれ無事終了。
でも、疲れた、ホントに疲れた。
やっぱり受験前ってことで本人じゃない私も気を張っていたようで疲れが一気に体にきました。
だからね、この3連休は何もしない、ただただだらけてやる!ってご飯も作らない宣言もしておきました。
でも、何もしないってことになれなくてね、とりあえず買ったままになっていた本を読み始めました。
本当に久しぶりの読書です。
ビジネス書や新書は大人になればちょこちょことは読みますが、小説をじっくりと、ってなかなか時間がないですよね。
ご飯も全て食べに行くか、お惣菜を買うかなので時間を気にせずどっぷり読書にはまりました。
まずは1冊読み終えて、もう1冊読もうかなって思ったところ受験を終えた次女が目に留まりました。
そこでね、次女に声をかけました。
「ね、ママにおススメの本はある?」
と。
すると次女は
「うーんと、これかな?」
と、持ってきた本は、
原田マハさんの旅屋 おかえり
これに私は超感動です。
次女は学習障害。
小学校と中学校では教科書を読むのもままならず高校進学も危ぶまれた程。
もちろん、まともに読書なんてできなかったはず。
でも何とか高校に進学できてから変わりました。
文字や言葉に興味を持ち、自分なりに読書をしてきたようです。
それはね、とっても感じていました。
会話が変わっていっていたから。
いい本を読んでる人と読んでない人。
会話をするとわかりますよね。
どう説明すればいいか難しいのですが。
本を読んでいる人は思考を使って会話をしている。
本を読まない人は感情で会話のようなものをしている。
と、いう感じでしょうか。
と、いうことで次女のおススメの本を読んでみました。
ここでも感動。
良い本です。
そしてこれを選んだ次女にも感動。
学習障害と診断された頃は次女の将来はどうなるんだろうと悩んでましたが、渡された本1冊でこの子は豊かな高校生生活を送ってきたんだなと、実感しました。
私もね、忙しさにかまけてないでやっぱり読書は大切とおもいました。
心がとっても豊かになります。